【年収1000万】アメリカ人の一生【育児費用・老後資金・初任給】

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・概要

こんにちは!一生チャンネルです!

統計局によるとアメリカの平均年収は65470ドル、現在のレートで換算すると約1020万円となりました。

日本の平均年収は460万円ほどなので約2倍の給与をもらってることになります。

円安の影響を受けているとはいえ、さすがGDPが1位の国って感じですね。

いつもはいろんな職業の一生を紹介しているチャンネルですが、世界のことを知っておくのも重要かと思うので、

今回はアメリカ人の一生をこの動画では紹介していきます!

0歳から社会人になるまでかかる費用だったり、社会人になってからの年収の推移、

何歳くらいで引退してどのような老後を過ごすのかなど年齢ごとに追っていきます。

・アメリカとは?

アメリカとはこんな形をした国で、日本の26倍の大きさがあります。

広い分人口も多く、3.3億人が住み、GDPという国の経済力を表す値は約27兆ドルと世界1位となっています。

1位:「アメリカ」27兆ドル

2位:「中国」18兆ドル

3位:「ドイツ」4.7兆ドル

4位:「日本」4.2兆ドル

5位:「インド」4.1兆ドル

意外と日本ってGDP4位なんですね、思ったより高いなと思った人も多いのではないでしょうか。

ただインドは最近経済成長がすごいので抜かされてしまうのも時間の問題のようです。

アメリカの失業率は約4%と日本の2.6%より高く、経済格差も日本より深刻です。

最初の方で平均年収1000万って紹介しましたが、年収の中央値は750万円(48060ドル)と一部の高所得者が

平均年収を釣り上げている現状のようです。

日本より物価が高いのもあって、貧困層の生活はかなり厳しいものとなっているようです。

アメリカの基本的な情報を紹介したところで、いよいよ0歳から一生を追っていきましょう!

・0歳〜高校生

アメリカと日本では文化や風習が違い、子育てにも色濃く出ます。

子供の自立に重きを置いている家庭が多く、お風呂や寝る時も別々、お金の管理を早いうちから自分でさせたりするようです。

ただ学校の登下校に関しては、銃社会ということもあって、親が送り迎えをする家庭が多いみたい。

アメリカのブルっキングス研究所によると、子供一人を出産から高校卒業まで育てると約31万ドルかかると発表しています。

日本円にして約5000万円で、日本の場合2〜4000万円と言われているので、少し高いですよね。

税制の優遇などあるようですが、特に保育費用や住居費用が高額で、中流階級以下の人たちはかなり生活が厳しいようです。

 ・日本の学校との違い

日本とは小中高のシステムが違い、小学校5年間、中学校3年間、高校4年間または6−2−4のところが多いようです。

あと小学校に入る前の1年間を幼稚園に入らなけばならないとしている州もあるようです。

義務教育は日本と違い高校まであって、飛び級制度や留年制度なども存在しています。

授業についていけていないと義務教育なのに留年してしまうこともあるそう。

給食やお掃除当番とかもないみたい、結構自由な感じですね。

授業内容に関しては、日本と同じ感じで、語学や数学、科学や歴史、美術などを学びます。

学校によっては取りたい授業を選択でき、自由度もかなり高いです。

・大学生

アメリカは高校までが義務教育ですが、7〜80%とほとんどの学生が大学へと進学します。

日本のように一斉に入学試験を受ける感じではなく、高校の成績や年に数回行われる適正試験の結果などで

基準を満たすと大体の大学で入学することができます。(一部の有名大学以外)

よく聞くようにアメリカの大学は卒業するのが大変で、量とスピードがかなり早く、すぐに置いてかれます。

成績が悪いと留年ではなく、仮及第という扱いになり、次の楽器で成績が改善しなければ退学処分となります。

ストレートで卒業できる割合は39%、上限の6年かけて卒業できる割合が59%とかなり低い卒業率となっています。

日本は入学者に対する卒業率が9割を超えており、かなり違うことがわかります。

有名なマサチューセッツやスタンフォード、ハーバード大学などは1年に5万ドルほど学費がかかるので、出費もかなり痛いです。

 ・就職

アメリカでは新卒枠などなく、決まった時期に企業が一斉に求人を出すということもありません。

長期休みの時期に企業のインターンシップに参加し、実力をつけたりそこで採用が決まることもあります。

学歴・実力重視で、即戦力の人材が採用されるので、大学時代にしっかり研究や資格をとっておくことが重要です。

アメリカの学生に対して調査された人気企業ランキングでは、1位にグーグル、2位にディズニー、

3位にアップルがランクインしました。

全体的にIT企業が上位に来ていて、高収入・自由なワークスタイルを持つ企業が人気を集めているようです。

ただなかなか就職のタイミングが掴めず、卒業1年以内で大卒資格の必要のない仕事についている人が52%いるとのデータもあるようです。

自由な分、タイミングとかも自分で決めなければならないのは大変だと思う人もいるかもしれませんね。

・社会人1〜4年目

アメリカの専門家協会NACEが2020年に調査した結果によると、大卒者の平均初任給は55260ドル、当時のレートで約600万円と

日本と比較して2倍以上もらっているようです。

初任給が高かった学部として、石油工学やプログラミング、コンピューターエンジニアリングなど理系の学部は平均初任給が900万円近くとかなり開きがあるようです。

日本だと勤続年数を重ねて年収が上がっていくイメージですが、能力によって給与が決まるため最初からがっつりもらえるところが多いようです。

平均勤続年数も約4.2年と、日本の11.2年と比べると比較的短いスパンで転職を繰り返すことがわかります。

 ・結婚・出産

アメリカでは平均、2022年時点で、男性は30.1歳、女性は28.2歳で結婚するようです。

日本と同じく晩婚化が進み、平均出産人数も2人を下回っているようです。

一人当たり5000万かかる育児費用も影響して、子供を作らない家庭も多いようです。

ただアメリカは移民を受け入れたりしているので、日本ほど人口減少が深刻化してはいないみたい。

・社会人4年目〜

次のグラフはアメリカの年収の中央値を年齢別に表したもので、30代後半で年収はピークに達します。

日本とは違い、60歳を超えても一気に年収が下がらないのが特徴です。

アメリカは定年制度がなく、年齢を理由に解雇されたり労働条件を変更されることが禁止されています。

男性は平均64歳、女性は63歳まで働くようです。

日本だと定年を超えて働き続ける場合、再雇用制度などで年収が一気に下がってしまうことが多いですが、

アメリカはそういったことは少ないようです。

・老後

アメリカの平均寿命は78.5歳で、大体引退後から15年くらい老後を過ごします。

日本だと老後資金は2000万必要だと言われますが、アメリカだと50万ドル必要みたい、、、

かなりの大金なので、45%の人が老後資金が足りなくなり、働きに出たり生活を切り詰める必要があるようです。

日本のように退職金制度などもないため、多くの人が401kという確定拠出年金制度を利用します。

給料の何%かを会社が天引きしてくれてそれを資産運用として回すことで老後資金へと当てていくようです。

勝手に資産運用をしてくれるのはとてもありがたいですよね。

・相続

アメリカ人が亡くなった後、相続人がいれば遺産はその人たちのところへ入ります。

日本は相続人が三人だと4800万円を超えると相続税がかかってきますが、アメリカの場合約12億を超えると相続税が

発生するので、一般的な家庭だと相続税がかかってこないことがほとんどのようです。

めちゃ羨ましいですね。

一応、州の法律で相続税がかかってくる場合もあるようです。

こんな感じでアメリカ人は一生を送って行きます。

・まとめ

いかがでしょうか、日本と比較する形でアメリカ人の一生を追いましたが、かなり違う部分も多かったと思います。

日本より年収も高い分、生活費や家賃などが高額となり、子供も育てようと思ったらかなりのお金が必要となります。

個人的に定年がなくて、60歳を超えても給与が下がらないのはとても良いなと感じました。

皆さんもアメリカのここが良いなと思う部分ありましたら、ぜひコメントで教えてください!

最後までご覧いただきありがとうございました!バイバイ!!

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